別に後悔はしないとしても

學生の頃の友人からメールがきた。
きっと途を外れたのはわたしの方で、バカなことやってるのもわたしだけなんだろう。仕事もしてないのに夏のライヴ行く計画たてたり。
でも、あの時つらかったのはわたし。それは誰の所為でもないけれど、それでも誰も助けては呉れなかった。自分でも助かろうとしてなかった。それでも、10年以上苦しんで、やっと生きててつらくなくなった。穏当な幸せとかなくてもしょうがない。
だけどやっぱり、それでも時々、「フツーの29歳女性」っていうのを考える。新聞で取り上げられるような。そんな人、物語の中だけで実際にはいないのかもしれないけど。だってわし、今事故とかに遭ったら「29歳無職女性」だし、病歴とかあさられたら困るもの。いや、別に自分は困らなくても家族とか親類が。ちょっと珍しい名字だし。
だからといって急に就職したりはしないし、今だって、たまに具合悪くなるのにねえ。
思い出したように朝起きて鬱、とかだと、すげーびっくりする。あー、鬱ってこんなにいや−なもんなんだな−、とか思う。ありゃー、肩こりと一緒でなったことない人は判らん、っていうのもそうだろうけど、治ると忘れちゃうんだな−、と實感した。
で、なんか話が大幅にずれてるけど、長年鬱でつらくて青春がなくてだからまともな社会生活が送れないんだとか言い訳にするつもりは毛頭なく、ダメ人間で結構なんです。そりゃー、鬱も治って再就職もして結婚もして出産して、ってなったらいいだろうけど、そんなにうまくいかないって。朝起きて夜眠れる(クスリ無しで)段階まできただけでもう満足ですよ。これ以上望んだらバチがあたろうというもの。